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食育に関して-代表より-

サッカーは日頃の生活態度や物事への考え方や行動のクセがそのままピッチ上で表現されてしまうスポーツです。そして、それは隠そうにも隠せない、ある意味恐ろしいスポーツです。

 

毎日の生活の中で気付いたことを直ぐに行動に移せる選手は、試合中でも色んな気付きに対して自らアクションを起こせる選手だと思います。

 

そして、そのプレーはチームを助け、観ている人達を楽しませ、また時には勇気や元気を与え、そして、自らもどんどん成長していきます。

 

正にサッカーの魅力とはそこにあるものです。

 

我が子がそうやって頑張っている姿を観て応援出来るのもナンバーワンサポーターとしての親の特権です。

 

しかし、なかなかそんな理想通りにはいかないというのが現実ではないでしょうか…笑汗

※我が子も同じでしたので…笑汗

 

大抵の子供達は昔も今もいつの時代もみんな同じで、殆どがこんな考え方をしているはずです。

 

  • 後でやるからいいや…。
  • バレなきゃいいか…。
  • これキライだからやりたくない…。
  • これキライだから食べたくない…。
  • 誰かに何かを言われると直ぐに不貞腐れてしまう。
  • 辛く苦しい状況になると逃げてしまう。

などなど…。

 

その最たる特徴がはっきりと垣間見えるのが『食事』です。

 

私は以前アローズの夏合宿に参加しきて、その中ではっきりと断言できるのがこの『食べること=食事』です。

 

食べる量

好き嫌いが無い

食べ終わるまでの時間

食べ方と食べる順番

など…。

 

先ずは食べる量が多い子はやはり大きくはなくとも身長相応にバランスがいいですし、対戦相手がどうとか関係なくどんなに苦しい状況でも頑張れる。

 

好き嫌いが多い子は、アローズの練習内では一際輝きを放つが対戦相手(強い弱い)によって、存在感が消えがち…。

 

食べ終わるまでの時間を守れる子は練習でも試合前のアップでも、物事の前後を常に注意を払っており、試合中も最後まで集中を切らさない、などそんな特徴があります。

 

食べ方…

米粒を残さない子とお碗一杯に米粒が残っている子

お碗をテーブルの下で持って食べる子とテーブルの上で食べる子

箸の持ち方が出来ている子

お碗の持ち方がちゃんと出来ている子と掴むように持って食べる子

箸をすぐに落とす子

食べ終わった後に箸を揃える子

決まって水をひっくり返す子

時間切れを狙って意地でも食べない子

おかずだけ先に食べてご飯だけを後から食べる子

料理についてずっと評論及び解説をしていてなかなか食べない子

などなど、本当に様々です。

 

これらは今年だけではなく、毎年毎年必ずいます。

必ずいるのである意味見てて興味深いところがあります。

 

食べ方がそのままプレーの丁寧さと雑さ、身の回り品の管理、友達や他人への接し方など、頑張らなきゃいけないところで頑張れるかどうか、それぞれに食事の仕方がそのまま表現されているのも本当に面白いです。

 

◎皆さんに取り組んで欲しいこと

 

食事は毎日出来る大切なトレーニングの一つです。

不健康に食べ過ぎというのは良くありませんが、たくさん食べることは、自分自身への負荷トレーニングとも言われています。

 

固形物をしっかりと噛んで飲み込む、この繰り返しは固形物を飲み込むということと同時に、自分の身の周りで起こるあらゆる刺激や状況の変化を『飲み込む力』を養うことと同じです。また、よく噛むことで脳が発達し、考える力を大きく成長させてくれます。

 

サッカーは数秒後には状況が刻一刻と変わる中で常に素早く考え判断し実行に移す能力が最も大切なスポーツであることを覚えておいて下さい。

 

たくさん食べる、しっかりと食べる、食べ方が整っている子は、大抵の場合、コーチからの厳しい指導や助言、またチームメイトからの要求や叱責に対してもしっかりと素直に受け止めることが出来、人間関係も良好に保つことが出来る特性を持っています。

 

アローズのホームページの大人の心得『真の勝利とは』にも書いてありますが、サッカーにおけるフィールドは社会の縮図です。

 

 

サッカーが上手くなる前にみんながやらなくてはならないことは、既に上記に記した通りのことであり、それらが出来るようになるために日々頑張っている子は自然とサッカーが誰よりも上手くなります。

 

日々の生活をしっかりと送ること、『気付きと行動はセット』であること、食事はしっかりとたくさん食べることです。

 

しかし、その中で必ず多くの失敗はします。

その時にどこまで辛抱強く見守っていられるか、どれだけ手を貸さずにいられるか、先回りして転びそうな石を拾い上げていないか…など。

 

是非、皆さんも今一度、自分の行動や考え方を見つめ直してみてください。

 

そして、最後に一番大切なことは、我が子の頑張り、自分で乗り越えたこと、頑張ろうとする少しの成長であっても見逃さずたくさん褒めてあげることです❤️

 

子供は大人が知っている正義では育たない。

自分の心を汲み取ってくれることで成長します。

 

大人や親の前でいい子ちゃんというのは返って将来が不安です。

 

できなくて当たり前!

出来ないからこそ練習するんです!

成長したいからこそ挑戦するんです!

沢山のチャレンジ&エラーから学ぶことです!

 

ただ、お前はダメだから◯◯しなさい、はやめてください!

マイナスなメンタルや劣等感などから始まった努力は成功しても失敗しても、それを増幅させてしまいます。

 

皆さんは子供の夢や目標をただただ聞いてあげて、そこに向けて新たな努力と挑戦をさせてあげることです!

 

プラスなメンタルから始まった努力は、失敗すれば経験となり、成功すれば自信となります。

 

先ずは日頃の『食育』から考えていきましょう!